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概要
『メタルギア』はステルスゲームというジャンルの元祖とされ、小島秀夫が初めて手がけたゲームでもある(小島は後の多くのメタルギア続編も監督した)。物語は、コードネーム「ソリッド・スネーク」の特殊部隊工作員が、世界のどこへでも核ミサイルを発射できる二足歩行戦車メタルギアを破壊するため、要塞国家アウターヘブンへ単身潜入する任務を軸に展開する。プレイヤーは主人公である軍の工作員ソリッド・スネークを操作し、巡回する警備兵との視認や直接の交戦を避けながら各所を進んでいく。発見されると「アラートモード」に入り、この状況ではスネークは敵の視界から逃れて潜入を再開しなければならない。逃げ方は発見の経緯によって異なる。スネークが見つかり、敵の頭上に感嘆符が1つだけ現れた場合は、その画面内の敵だけが攻撃してくるため、隣の画面へ移動するだけで逃げられる。しかし敵の頭上に感嘆符が2つ現れた場合(あるいはカメラや赤外線センサーに見つかる、または消音器のない武器を使って警報を鳴らした場合)は、画面外からも増援が現れる。この場合スネークは、迫りくる敵をすべて排除するか、屋外へ出るか、エレベーターに乗ることでしか逃げられない。プレイヤーは丸腰でゲームを始めるが、やがてベレッタ92FやM79グレネードランチャーなどの銃器、リモコンミサイルや地雷などの爆発物を入手する。武器の弾薬や補給は限られているが、弾薬や補給物資を拾うことで補充できる。武器は敵を倒すだけでなく、中空の壁や電流の流れる床といった障害物を除去するのにも使える。スネークは拳で殴って巡回中の敵を倒すこともできる。警報を鳴らさずに拳で敵を倒すと、倒した敵が携帯食料1個や弾薬箱を落とすことがあり、拾える。敵の警備兵に加え、プレイヤーは戦いを挑んでくる傭兵とも対峙し、これらがボスキャラクターとなる。敵基地は3棟の建物からなり、それぞれに複数の階(地下階を含む)がある。プレイヤーはカードキーなどのアイテムを使って扉を開け、新たな区域を探索する。各扉は対応するカードキーでしか開かない。建物内に囚われた人質を救出することで情報が得られる。人質を5人救出するごとにプレイヤーのランクが星1つ分上がり(最大4つ星)、携行可能量と最大体力が増える。ただし人質が殺されるとランクは1つ前に降格する。無線機があり、指揮官のビッグボスや、アウターヘブン付近で秘かに活動するレジスタンスのメンバー(シュナイダー、ダイアン、ジェニファー)と交信できる。スネークの協力者はそれぞれ特定の分野を専門とする。連絡するには各協力者の周波数を把握しておかねばならない。無線メッセージはプレイヤーがいる部屋によって変化する。