俺が裏社会の伝説になるまで


作家の名前: レジスチル飼育係 【

俺の名は「神棒 竜也」高校2年のヤンキーだ。
無抵抗の弱者に拳を振り落す男達。そんな悪い大人を殺すスリル。それは俺の仕事だった。俺は裏社会を牛耳る組織、『混同武』の一員になった。しかし、そこで待っていたのは……「なんだこのガキは?」
「やっちまおうぜ」
俺はナイフで男達を脅す。
そう、俺が所属した『混同武』は殺し屋だったのだ。組織のボスが俺に命令した。
『神棒、お前には殺しをしてもらう。標的はこいつだ』
渡された写真には、中年の男が写っていた。その写真を見て、俺の中に怒りがこみ上げる。
「こいつは……俺の親父だ」
そう、この男こそ、俺の親父だった。
親父は一流商社マンであり、優しい男だった。母は早くに病気で亡くなり、俺はそんな父に育てられた。
そんな父親をこいつは……殺す!
『混同武』のボスは言った。
「殺す前に、お前にこの薬物を使え」
渡されたのは白い粉だった。
「これは?」
「この薬には麻酔効果がある。それをお前の父親に飲ませて、動けなくしろ」
「その後はどうする?」
「後は簡単だ。お前の父親の首筋に、この刃を突き立てればいい」
「なっ……!?」
絶句する俺。だが、俺はボスの命令に逆らうことはできない。
「……わかりました」
俺は薬をポケットに入れ、父のもとへ向かった。

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