作家の名前: sae
私はあの人に好きだって気づかれないようになるべく避けるようにした。
一年生の頃はあんなに楽しく話せてたのになぁ、
ある放課後、私は彼に呼び出された。
「ねえ、なんで最近俺に冷たいの?俺のこと嫌いになった?」
てっきりノート見せて、とか宿題見せて、とか言われるのかと思ってた。
から、めっちゃびっくりした、
「えっっとー....別に避けてないし、嫌いでも、ない、」
「いやいや、完全に避けてるだろ」
「や、だから避けてないってば、」
「一、二年の頃はもっと目ぇ合わせて話してくれてたのになー、笑」
「目ちゃんと合わせてるときだってある、もん...?」
「なんで疑問系なんすか笑」
「もうっっ、別にいいじゃんっ」
「ねーえーほんとのこと言ってー??笑 嘘つかなくていいから」
「???」
「最近"俺にだけ"冷たい理由だよ笑」
「???........................っ、えっっ、!?悠知ってんの!!!??」
「んー、まあね笑」
「誰から聞いたの!?///」
「先に俺質問してんじゃん、答えて。てか顔あっか笑笑」
「................//// やだ、無理、言えない。顔赤いのは暑いからですぅー」
「かわいいなおまえ(ぼそっ じゃあ言うまで帰らせねーぞー笑」
「やだ、!!」
「やなら早く言えって」
「....................き....です..///」
「ん?もっとでかい声で」
「.....ゆ...うのこと、すき.......です......./////////」
「それだけ?笑」
「む、悠のいじわる!!/// もう帰るからっ!!///」
追いかけてくる悠の足音が聞こえてきたけど、おかまいなしに逃げ続ける。
が、さすがにサッカー部の悠には追いつかれた。
腕を掴まれて「待てってば」
もー私のバカ!!なんでこんな危機的状況の中でもドキッとしちゃってんだーー//
「もう、次はなによっっ」
「ねえさっきの続き、言って?」
「............ない、。」
「え?」
「だーかーらっさっきの続きなんてないのっ//」
「ふーんほんとにそれでもいいんだー?笑笑」
「もう!!悠のバカっっ!いじわる!!」
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